EPISODE

1-2

■「ほんまはI-4に入りたかったんですけどね。あの人らとやった方が絶対もっと頑張れると思ってた。」

土岐:2005年とかもI-4のバックスタンド寄りのブロックでずっと応援してて。今思ったら浅いなって思うんですけど、飛び跳ねて声を出したらそれこそがサポーターだ、というふうになってて。


伊庭:一緒一緒。1990年代なんかも一緒。言ってしまえば。


土岐:最初はそうですもんね。


伊庭:それがステータスのような感じがしてね。


土岐:ありました。


伊庭:それだけで「他の奴らと違う」って感じになってしまって。ちょっと若気の至りじゃないけれど。


土岐:それで2005年の一年間はずっとI-4の隣で見てて。そこで誰よりも負けずに声出したろう跳ねたろう、と思ってて。ほんまはI-4に入りたかったんですけどね。あの人らとやった方が絶対もっと頑張れると思ってた。

だって憧れじゃないですか。それで、あそこでやりたいなあと思ってネットとかで情報を集めると、REAL OSAKA ULTRASっていうグループの人しか入ったらあかんとこやと。”仲間”って感じに見えましたし。


伊庭:そんなんあったんや(笑)


土岐:そんななかで優勝を逃して。


伊庭:あのときもI-4におれへんかった?


土岐:I-4の一個横でした。


伊庭:そういやあのとき「ゴール裏に来い」と言われたのでゴール裏に行ったんやけどなあ。それで行ったら負けた(笑)いや負けてないな、引き分けか。

たまにそんなことをするとあかんということやわ。あれ以来ゴール裏には行かないことにしている(笑)


土岐:いろんな方面から聴いてます(笑)もうゼロですか?


伊庭:なんかね、ゴール等の近いところにいたらだいたい勝ってないな。最たるもんがアビスパと引き分けて上がられへんかった時。


土岐:2015年のプレーオフですね。


伊庭:まさにゴール裏の近くにおったのよ。


土岐:あーそれのせいですね(笑)