EPISODE

3-1

■「スタジアム周辺にどうしても駐車場がなくて、やむなく路駐をして見に行ったんです。」「絶対あかんパターンじゃないですか(笑)」

横田:セレッソを見始めた頃は既に、伊庭さんがコールリーダーだったイメージですよね。


伊庭:僕的には一番最初(1994年)くらいから横田さんがいたようなイメージあるんですけど、実際のところセレッソ大阪を見始めたとか、セレッソ大阪と関わったのっていつくらいなんですか?


横田:1997年くらいかな。


伊庭:長居第二を使っていた時ぐらいですかね。


横田:そうですね。ちょうどモリシ(森島寛晃さん)とアキ(西澤明訓さん)がワールドカップ予選に呼ばれているころ。日本代表選手がいるクラブが優遇されるという、訳が分からないシステムあった年。


伊庭:だったら長居スタジアムと第二を使い分けるぐらいな感じですかね。

チャレンジしているのか無謀なのかが分からないようなシステムが多いですよね、Jリーグって。


横田:あとになったら笑い話で済むやろ、みたいな感じでやっていること、多いよね。

話を戻すと、当時は仕事がサービス業だったので土日が休じゃなくて。なんとか2ヶ月に1回くらい無理やり休暇使ったりしてその一回にすべてを賭けて見に行くみたいな。


伊庭:そうだったんですか。結構会っていた記憶が。


横田:なかなか行けないのに行くと勝てないんですわ。妻が行くときにはなぜか勝つ(笑)

で、その年の最後のほうでしたが西京極に初めて行ったんですわ。京都戦。ハーフタイム抽選会で京野菜が当たるとかありました(笑)スタジアム周辺にどうしても駐車場がなくて、やむなく路駐をして見に行ったんです。


伊庭:絶対あかんパターンじゃないですか(笑)


横田:そう、絶対あかんパターンのやつ(笑)今なら分かるけど絶対あかんやつで。

延長Vゴールの時代だったんですけど、結局決着つかないままで延長に入って。最終的は負けたんで帰ろうと思うと、やっぱり車が無かった(笑)レッカーで移動されていました(笑)


伊庭:やっぱりあかんやつや(笑)


横田:ナイトゲームだったのでバスも終わっているし、スマホもないからタクシーで警察まで行って、家に帰ると夜中の1時半(笑)

このままでは終われないと思い転職して土日も比較的休みが取れるようになりました。1998年あたりからはホームゲームは毎週見るようになりましたね。


伊庭:もっと前からいたのかなって思ってました。