EPISODE

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■「「昔は良かった」とかではなく「昔も今も悪いから、みんなで良くしていこう」とか。」「やっぱり話すのが一番。

伊庭:10年というものを何度も積み重ねて、「知りたい」よりも「気になる」のほうがいいんじゃないかな。それって、よりセレッソ大阪を好きになるってことかもしれないなと僕は思う。

ほんまにクラブを好きになる、LikeからLoveになる。そうなると歴史も知りたいよねって気持ちが生まれてくる気はするけど。


ごうあん:何かしらで悩んだときに「昔はどうやったんやろう」と思ったりして、聴きたい人がすぐそばにいるのは大事。それは、スタジアムで聞けるのかネットで聴けるのか。


インターネットで探すよりはスタジアムで聴けるのが一番。でもそれがコロナで今できないのがつらいし、寂しい。


伊庭:僕らの先輩方の言葉もぜひ聴きたいけどね。やっぱりいろんなものをオープンにしていかないと、って。でもそれはSNSじゃないな、とか思っています。


ごうあん:やっぱり話すのが一番。


伊庭:ウダウダとかも若い子たちが入ってくれたりしているので、少しでも聴いてくれたら良いかなと思っています。僕ら、そういう努力をしていくときやな、となっています、今。


「昔は良かった」とかではなく「昔も今も悪いから、みんなで良くしていこう」とか。


ごうあん:今、サポーターの活動も中々できていないから、どうしても矛先がクラブに向く。選手にも向く。監督批判とかも含めて、それもあってもいいとは思います。意見としてね。


伊庭:歴史も含んで、全体を見て、クラブがどうなっていくのかを知る。レジェンドOBとかじゃないけれど、選手もサポーターもちゃんと話せる場所があったらいいなと思う。


多分、聴きたくないっていう人、誰もおらんと思う。どっちでもいいかなと思う人はいるかもしれないし、聴いてもいいかなと思っている。そういう人たちに言葉を伝えていかないといけませんね。


だからサッカーづくしも(笑)


ごうあん:(笑)もうええわ(笑)


伊庭:冗談はさておき、この30年近くで亡くなったファン、サポーターの方々もいるし、そういう方々の思い出も残していきたい。


ごうあん:それはたしかにそうかも。そういう意味ではこのCEREBAKAもそうですよね。


伊庭:そう、まあ、自己満足の独りよがりではあるけどね(笑)


喋りたい!と思う人と腹を割ってしゃべる場を作りたかっただけなので(笑)60歳、70歳、80歳でも・・・いや、早死にしそうなんで(笑)


ところで、ごうあんさんはこれから先はどうするんですか?


ごうあん:大旗を振るのは2019年に引退しているので、これからはこれまでの経験を活かしてクラブとの交渉事などをしていこうかな。


次の人がすぐにはできないので、あいだに入ってあげるとか裏方的なことをやっていく予定です。


あとフラッグシンフォニー。Lフラッグメンバーが本当によく頑張ってくれている。運営のところはそういったメンバーがやってくれているのでなんとか支援していきたいですね。


伊庭:旗の関係って、若い人たちは入ってきたりしているんですか?


ごうあん:大旗は今15人くらいで、2,3年に一度は若い人が入ってくる。フラッグシンフォニーはかなりの大所帯になりましたね。