EPISODE
2-7
■「エースが思う「ベストゴール裏」ってどの時期くらいなんですか?」「やっぱり2005年かなあ。優勝しかけていたし、雰囲気は良かった。人気もあったし見に来ている人たちの執念とかも感じたし。」
伊庭:さて、次の質問ですが、いつぐらいからセレッソサポーターなんでしたっけ。
Ace:セレッソ大阪を応援し始めたのは初代社長の鬼武さんとの付き合いから。家も近かったので「応援してよ」っていうことになって。2002のワールドカップ招致の頃かな。
伊庭:1996年くらいじゃないかな。
Ace:ゴール裏で一緒にやり始めたのは長居スタジアムがリニューアルしたときから。長居第二のときはゴール裏っていう感じがなくて、ガッチリできたのは長居スタジアムに移ってから。
伊庭:そうなると1996年とか1997年くらいか。
そう考えるとかなり長い間ゴール裏にいますよね。エースが思う「ベストゴール裏」ってどの時期くらいなんですか?
Ace:やっぱり2005年かなあ。優勝しかけていたし、雰囲気は良かった。人気もあったし見に来ている人たちの執念とかも感じたし。
伊庭:分かるわ結構。2010年も最初はボロボロやったけど、2005年も最初のころはまったく期待されてなかったし。
Ace:2004年は降格争いやから。
伊庭:フロントいなくなって新しい路線?監督は・・・え?みたいな感じの状態で。
最初はやっぱりあかんかって。でもなんだか急に負けなくなって。無敗みたいなのが続いたりして。
Ace:あのときのゴール裏はやりたいことができた。純粋に合う人は多かったし意見が対立することもなかった。大きい小さいはあれど「全員同じベクトル向いているな」と感じた。みんなが純粋にピッチを向いているなっている雰囲気。
人数は今ほど多くも無かったけど「この人、どこ見ながら応援してんねんやろう」とか無かったのを覚えている。
伊庭:まあそれでも、やっぱりあの最終節は結構いたもんな。4万くらいいて、すごくて。
Ace:あの試合だけでなく、見ていて興奮する試合が多かった。選手も揃っていて大人のサッカーするし。それがとても楽しかった。
伊庭:優勝争いするときは結構団子状態で、その試合負けたら一気に5位くらいまで落ちるっていう。2005年も、そして古くは2000年もそうやし。
そう思うと2010年とか2017年とかって、やっぱり強かったんやなと思う。圧倒的なところもあったりして。
Ace:ほんまに。